owlift module¶
-
class
OwColor
¶ ベースクラス:
enum.Enum
カラーテーブルを表します。
-
GRAY
¶ Grayscale
-
BLUE_ORANGE
¶ Blue Orange
-
RAINBOW
¶ Rainbow
-
-
class
OwDevice
(cobj, raw_play=False)¶ ベースクラス:
object
デバイスを表します。
-
property
agc_range
¶ 自動ゲイン制御の温度範囲(最低、最高)。 [書き込み可]
最低温度未満の温度は最低温度の色に、最高温度以上の温度は最高温度の色に切り詰められます。
- Type
(float, float)
-
property
agc_roi_mask
¶ 自動ゲイン制御のROI(Region of Interest)。 [書き込み可]
興味のない領域にある高温または低温のピクセルに引きずられて全体の色合いが平坦になるときに利用します。 値はシェイプが (フレーム高さ, フレーム幅)、型が bool か int の2次元行列です。 ピクセルの位置に対応する要素が True または 0 以外のとき、そのピクセルが計算対象になります。 全ての要素が False または 0 の行列を設定しようとすると例外が発生します。
- Type
numpy.array
-
property
alive
¶ disconnected() と真偽逆の値。 [読み取り専用]
- Type
bool
-
capture_start
()¶ デバイスからのデータ取得を開始します。
-
capture_stop
()¶ デバイスからのデータ取得を停止します。
-
command_get
(module_id, cmd_id_base, num_data, opt=0)¶ センサのコマンドをコマンドタイプ"GET"で実行し、結果のレジスタを読み込みます。 センサのコマンドについては こちらのドキュメント を参照してください。 再生中は失敗するときがあります。
module_id (int)
Module ID.
cmd_id_base (int)
Command ID Base.
num_data
読み込むレジスタのWORD数。 読み込み可能なレジスタは DATA 0 Register .. DATA 15 Register であり、 ndata は DATA 0 Register を先頭として何個のレジスタを読み込むかを意味します。
opt
使用不可。
- Return
numpy.array
-
command_run
(module_id, cmd_id_base)¶ センサののコマンドをコマンドタイプ"RUN"で実行します。 センサのコマンドについては こちらのドキュメント を参照してください。 再生中は失敗するときがあります。
module_id (int)
Module ID.
cmd_id_base (int)
Command ID Base.
-
command_set
(module_id, cmd_id_base, data)¶ センサのレジスタに指定の値を書き込み、センサのコマンドをコマンドタイプ"SET"で実行します。 センサのコマンドについては こちらのドキュメント を参照してください。 再生中は失敗するときがあります。
module_id (int)
Module ID.
cmd_id_base (int)
Command ID Base.
data (numpy.ndarray)
レジスタの値を示す numpy.uint16 型の配列。
-
property
disconnected
¶ デバイスが切断されたかどうか。 [読み取り専用]
Raw録画ファイル再生中のときは、ファイルの終端まで再生したかどうかを取得します。
- Type
bool
-
enable_high_gain_mode
()¶ High Gain モードに切り替えます。 Type-A では使用できません。
-
property
file_time_length
¶ Raw録画ファイルの長さ(秒単位)。 [読み取り専用]
- Type
int
-
property
firmware_version
¶ デバイスファームウェアのバージョン。 [読み取り専用]
- Type
int
-
property
frame
¶ 温度データ、画像データ、メタデータ のタプル。 [読み取り専用]
温度データ、画像データは幅x高さの次元を持つ配列です。 温度データの各要素はケルビン値 (float) です。 Raw録画ファイル再生中、ファイル終端に達したときは (None, None, None) を返します。
- Type
(numpy.array, numpy.array,
OwFrameMeta
)
-
property
frame_counter
¶ フレームカウンタ。 [読み取り専用]
- Type
int
-
property
frame_size
¶ フレームサイズ(幅、高さ)を取得します。 [読み取り専用]
- Type
(int, int)
-
property
gain_control
¶ ゲイン制御の種類。 [書き込み可]
- Type
-
get_active
()¶ デバイスに再生中かどうかを問い合わせます。
- Return
再生中かどうか。
-
property
image_enabled
¶ frame プロパティで画像を返すかどうか。 [書き込み可]
- Type
bool
-
property
magnification_enabled
¶ 画像を縦横3倍に拡大するかどうか。 [書き込み可]
- Type
bool
-
property
manual_gain_range
¶ マニュアルゲイン制御の温度範囲(最低、最高) [書き込み可]
最低温度未満の温度は最低温度の色に、最高温度以上の温度は最高温度の色に切り詰められます。
- Type
(float, float)
-
property
noise_filter
¶ ノイズフィルタの閾値。 [書き込み可]
閾値は温度差を意味しており、対象のピクセルとそれに近接したピクセルの温度差が 指定の閾値を超えている場合、ノイズフィルタにより平均化されます。 0 を指定するとノイズフィルタは無効になります。
- Type
float
-
property
product_id
¶ デバイスのプロダクトID。 [読み取り専用]
- Type
int
-
property
raw_enabled
¶ frame プロパティで温度の代わりにRawデータを返すかどうか。 [書き込み可]
- Type
bool
-
raw_play_rewind
()¶ Raw録画ファイル再生中に再生位置を先頭に戻します。
-
property
raw_play_time_based_agc
¶ Time-Based AGCが有効かどうか。 [書き込み可]
raw_play_start()
により取得したOwDevice
オブジェクトに対してのみ使用可能です。- Type
bool
-
raw_play_time_based_agc_setup
(frame_num_intvl=10, from_time_offset=0, to_time_offset=0)¶ Raw録画ファイルから一定間隔でフレームを抽出して、 抽出したフレームを元に Time-Based AGC のセットアップを行います。
frame_num_intvl (int)
フレームを抽出する間隔(何フレーム毎に抽出するか)。
from_time_offset (int)
計算を開始するオフセット時間。
to_time_offset (int)
計算を開始するオフセット時間。
-
raw_record_add
()¶ Raw録画ファイルへ最後に frame プロパティで取得したフレームデータを追加します。
-
raw_record_start
(file_path, frame_rate_numerator=3, frame_rate_denominator=26)¶ Raw録画を開始します。
file_path (str)
保存先のファイルパス。
frame_rate_numerator (int)
フレームレートの分子。
frame_rate_numerator (int)
フレームレートの分母。
-
raw_record_stop
()¶ Raw録画を停止します。
-
raw_to_image
(raw)¶ Rawデータを画像に変換します。
Rawデータは raw_enabled = True の状態で frame プロパティにより取得される形式と同じです。 変換の過程において、設定に従ってノイズフィルタなどの処理が適用されます。 この関数に渡したRawデータは raw_record_add() で処理される対象に置き換わります。 すわなち frame プロパティ、raw_to_image()、raw_record_add() の順で実行すると Raw録画ファイルに追加されるフレームは raw_to_image() に渡したフレームとなります。
raw (numpy.array)
Rawデータ。
- Return
画像を表す配列
- Return Type
numpy.array
-
reconnect
()¶ ソフトウェア上でデバイスをホストから一旦切断し、再接続します。 Type-F においてはファームウェアバージョン 3.1 以降で使用可能です。
-
release
()¶ デバイスを解放します。
-
property
rgb_order
¶ RGB形式のバイトオーダ。 True: BGR, False: RGB [書き込み可]
- Type
bool
-
run_ffc
()¶ FFCを実行します。
-
property
serial_number
¶ 赤外線センサのシリアル番号。 [読み取り専用]
- Type
(int, int, int, int)
-
set_reflection_correction_file
(file)¶ 反射補正データファイルを設定します。
反射補正は保護窓に反射するOWLIFTの像を軽減します。 反射補正データファイルは OWLIFTCap で生成してエクスポートしてください。
file (str)
反射補正データファイルのパス。None を渡すと反射補正を解除します。
-
temp_to_image
(temp)¶ 温度データを画像に変換します。
温度データは raw_enabled = False の状態で frame プロパティにより取得される形式と同じです。 変換の過程において、ノイズフィルタなどの処理は適用されません。 温度データを加工してから画像に変換したいときに利用します。
- Return
画像を表す配列
- Return Type
numpy.array
-
property
undistortion
¶ 歪み補正が有効かどうか。 [書き込み可]
デフォルト値は OWLIFT Type-A/B が False, OWLIFT Type-F が True です。
- Type
bool
-
property
upside_down_enabled
¶ 画像を180回転するかどうか。 [書き込み可]
- Type
bool
-
property
window_correction
¶ 保護窓使用時の補正の種類。 [書き込み可]
ex) ow.window_correction = owlift.OwWindowCorrectionType.GAT05_STD_HOUSING
-
property
-
exception
OwException
(value)¶ ベースクラス:
Exception
例外を表します。
-
property
host_error
¶ ホストエラー。 [読み取り専用]
ホストエラーは status が
OwStatus.DIRECTSHOW_ERROR
またはOwStatus.V4L2_ERROR
のときの、 プラットフォームに依存したエラーコードです。- Type
int
-
property
-
class
OwFrameMeta
(telemetry_data, file_datetime, file_time_offset)¶ ベースクラス:
object
フレームに付随するメタデータを表します。
-
property
file_datetime
¶ Raw録画ファイル再生時のタイムスタンプ。 [読み取り専用]
- Type
datetime.datetime
-
property
file_time_offset
¶ Raw録画ファイル再生時の時間オフセット。 [読み取り専用]
- Type
int
-
property
telemetry_data
¶ Telemetry Data。 [読み取り専用]
- Type
-
property
-
class
OwGainControl
¶ ベースクラス:
enum.Enum
ゲイン制御の種類を表します。
-
MANUAL
¶ マニュアルゲイン制御
-
AUTO_LINEAR
¶ 線形自動ゲイン制御
-
AUTO_NON_LINEAR
¶ 非線形自動ゲイン制御
-
-
class
OwStatus
¶ ベースクラス:
enum.Enum
エラーコードを表します。
-
OK
¶ 成功。
-
INTERNAL_ERROR
¶ ライブラリ内部エラー。
-
NO_MEMORY
¶ メモリ不足。
-
DEVICE_NOT_FOUND
¶ デバイスが見つかりません。
-
DEVICE_NOT_READY
¶ デバイスの準備ができていません。
-
DEVICE_UNSUPPORTED
¶ サポートされていないデバイスです。
-
NOT_ENOUGH_SIZE
¶ 領域のサイズが不足しています。
-
NOT_YET
¶ 処理がまだ完了していません。
-
FIRMWARE_ERROR
¶ デバイスのファームウェアでエラーが発生しました。
-
SENSOR_ERROR
¶ デバイスのセンサでエラーが発生しました。
-
DIRECTSHOW_ERROR
¶ DirectShowがエラーコードを返しました。
-
V4L2_ERROR
¶ V4L2がエラーコードを返しました。
-
NULL_POINTER
¶ 引数のポインタがNULLです。
-
INVALID_VALUE
¶ 引数の値が不正です。
-
INVALID_STATE
¶ 不正な状態で関数が実行されました。
-
FILE_IO_ERROR
¶ ファイルI/Oエラーが発生しました。
-
INVALID_FILE_FORMAT
¶ 不正なファイルフォーマットです。
-
END_OF_FILE
¶ ファイルの終端です。
-
INCOMPATIBLE
¶ 互換性がありません。
-
-
class
OwTelemetryData
(telem_bytes)¶ ベースクラス:
object
Telemetry Data を表します。
Property
Offset
Description
telemetry_revision
0
Telemetry Revision
time_counter
1
Time Counter
status_bits
3
Status Bits
status_ffc_complete
3
Whether or not FFC state is completed which Status Bits represents
module_serial
5
Module Serial #
software_revision
13
Software Revision
frame_counter
20
Frame Counter
frame_mean
22
Frame Mean
fpa_temp_in_counts
23
FPA Temp in counts
fpa_temp_kx100
24
FPA Temp in Kelvin x 100
housing_temp_in_counts
25
Housing Temp in counts
housing_temp_kx100
26
Housing Temp in kelvin x 100
fpa_temp_ffc_kx100
29
FPA Temp at last FFC
ffc_time_counter
30
Time Counter at last FFC
housing_temp_ffc_kx100
32
Housing Temp at last FFC
reserved_b0
0
Reserved
emissivity_x8192
19
Emissivity scaled by 8192
background_temp_kx100
20
Background Temperature in kelvin x 100
atmospheric_trans_x8192
21
Atmospheric Transmission scaled by 8192
atmospheric_temp_kx100
22
Atmospheric Temperature in kelvin x 100
window_trans_x8192
23
Window Transmission scaled by 8192
window_reflect_x8192
24
Window Reflection scaled by 8192
window_temp_kx100
25
Window Temperature in kelvin x 100
window_reflect_temp_kx100
26
Window Reflected Temperature in kelvin x 100
gain_mode
5
Gain Mode
effective_gain
6
Effective Gain
gain_mode_desired_flag
7
Gain Mode Desired Flag
temp_gain_mode_threshold_h_to_l_degc
8
Temperature Gain Mode Threshold High to Low (degC)
temp_gain_mode_threshold_l_to_h_degc
9
Temperature Gain Mode Threshold Low to High (degC)
temp_gain_mode_threshold_h_to_l_k
10
Temperature Gain Mode Threshold High to Low (K)
temp_gain_mode_threshold_l_to_h_k
11
Temperature Gain Mode Threshold Low to High (K)
population_gain_mode_threshold_h_to_l
14
Population Gain Mode Threshold High to Low
population_gain_mode_threshold_l_to_t
15
Population Gain Mode Threshold Low to High
gain_mode_roi
22
Gain Mode ROI
t_linear_eabled_state
48
TLinear Enabled State
t_linear_resolution
49
TLinear Resolution
spot_meter_mean
50
Spotmeter Mean
spot_meter_max
51
Spotmeter Maximum
spot_meter_min
52
Spotmeter Minimum
spot_meter_population
53
Spotmeter Population
spot_meter_roi_start_row
54
Spotmeter ROI Start Row
spot_meter_roi_start_col
55
Spotmeter ROI Start Col
spot_meter_roi_end_row
56
Spotmeter ROI End Row
spot_meter_roi_end_col
57
Spotmeter ROI End Col
-
class
OwWindowCorrectionType
¶ ベースクラス:
enum.Enum
保護窓使用時の補正の種類を表します。
-
NONE
¶ 保護窓なし
-
GAT05_STD_HOUSING
¶ 標準筐体 / GAT-05
-
-
lib_version
()¶ ネイティブライブラリのバージョンを返します。
- Return
ネイティブライブラリのバージョン。
- Return Type
(int, int, int)