Gシリーズ


ガスの光学的特性を活用したガス検知用サーマルカメラです。
- 製油所や、ガス処理施設、ガス発電所、ガス貯蔵庫における有毒なガス漏れの検知
- 食品工場や製造現場における有毒ではないが工場の収益を低下させるガス漏れの検知
- マンションや商業施設の配管保守、等
製品や事例の説明、デモができます。お声がけください。
ガス検知の仕組み
ガスは何らかの光を発している訳ではないので、ガスを直接撮影することはできません。しかし、ガスは特定の波長の光を吸収する性質があります。そこで、ガス検知カメラではガスによって吸収されたエネルギーの残り(影)を捕らえ、ガス塊の画像を生成することでガスを可視化します。

ただし、以下のような制約があります。
- 濃度が十分にないと捕らえられません。
- 強風・大雨の影響を受けます。
- ガラスは遠赤外線を透過しないため、ガラス越しには撮影できません。
- 分子構造によって検知できないガス種があります。例:水素、ヘリウム、窒素
- ガス種によって対応できるカメラがことなります。


ガス検知用赤外線カメラ
メタンに絞って紹介します。製油所や、天然ガス処理施設、バイオガス発電所、ガス貯蔵庫におけるガス漏れ検査に有用です。全てFLIR社製です。
Gx320
撮影環境に依存しますが、厚さ10cm、濃度0.015%のガスが検知できる非常に高感度なカメラです。
GF77
Gx320に対して感度1/5程度ではあるが、小型で廉価なカメラです。
GF77a
GF77に対して撮像部のみとしたさらに廉価なカメラです。画像はネットワーク経由で見ます。
