OWLIFT Type-Hと黒体炉補正型サーマルカメラの出力の比較

OWLIFT Type-Hと他社サーマルカメラの出力を比較しました。

他社サーマルカメラは計測対象物と同じ視野内に、補正用の黒体炉を配置するタイプのものです。

OWLIFT Type-Hは校正用の黒体炉が不要です。

以下のように配置しました。

計測環境は空調の効いたオフィス内、室温約25℃でした。

結果は以下のとおり。

計測したデータは計測対象の黒体炉のカタログスペックの放射率で補正しました。

OWLIFT Type-H ... 約34±0.3℃。期待通りの結果です。

他社サーマルカメラ ... 約34±0.05℃。校正に黒体炉を使用しているだけあって、非常に精度の高い出力が得られました。