USBディスクリプタ解析ツール USB Device Tree Viewer
ディスクリプタの解析にはUSBプロトコルアナライザが有用ですが、簡易的な解析であればUSB Device Tree Viewerが便利です。ここではUSB Device Tree Viewerの使い方を説明します。
ダウンロード
USB Device Tree Viewer はこちらで公開されています。usbtreeview.zip をダウンロードして展開します。
実行
[展開したフォルダ]\Win32\UsbTreeView.exe を実行します。
解析したいUSBデバイスをPCに接続すると、左側のビューにそのデバイスが現れます。 その現れたデバイスを選択すると、右側のビューにそのディスクリプタ内容が表示されます。 クラスデコードして表示してくれます。
選択中のデバイスの解析内容を保存するには、メニューの [File]->[Save Report from selected item] を選択して、保存先のファイル名を指定します。
その他
- USB Device Tree Viewer は、USB Device Viewer (usbview.exe) をベースに開発されたそうです。USB Device Viewer はマイクロソフト社の Windows Driver Kit などに含まれている Debugging Tools for Windows のプログラムであり、オープンソース化されました。USB Device Viewer は WDK7 (Windows7用のWDK) では uvcview.exe という名称でした。